会長挨拶

日本ペインクリニック学会第4回関西支部学術集会
大会長:増澤 宗洋
関西医科大学総合医療センター 麻酔科部長
この度2023年10月14日に、大阪国際交流センター(大阪カンファレンスセンター)にて日本ペインクリニック学会第4回関西支部学術集会を開催させていただく運びとなりました、関西医科大学総合医療センター麻酔科、ペインクリニック・緩和医療科の増澤 宗洋でございます。どうぞよろしくお願いいたします。このような機会を与えていただきました皆様方に心より御礼申し上げます。
第4回関西支部学術集会の開催方法ですが、新型コロナウイルス感染状況に鑑み、慎重に検討いたしました結果、現地開催とすることを決定いたしました。本会は1983年に設立された関西ペインクリニック学会を前身とし、2020年から一般社団法人日本ペインクリニック主催の支部学術集会として開催されることになりました。会員数は約400名で、ペインクリニック診療・研究について毎年活発な検討が行われております。支部学術集会となってからも毎年350名を超える参加者があり、今回も同様の参加者を見込んでおり、有意義な情報交換の場となるよう準備を進めていく所存です。
今回、本学術集会のテーマを「WITH PAIN」としました。ペインクリニックの役割は難治性疼痛を中心に、緩和医療、術後急性期鎮痛など多岐にわたる領域に広がってきました。ペインクリニックを中心に、さまざまな領域の疾患治療法の調和を、今後を見据えての展開を、皆様と一緒に考えることが、痛みの治療の発展のために重要だと考えております。今回の学会では、慢性疼痛、がん性疼痛、術後痛の診療・研究に関する各種講演、シンポジウム、ワークショップ並びに一般演題の発表などを実施すべく、準備を進めております。
皆さまのご参加をお待ちしております。